[ヴェルの言葉>>@78に、軍人はきょとんとして。
やはりローレルに対するのと同じように、微笑んで見せた]
ヴェル殿は、正直なお人なのでありますね。少し羨ましいであります。
[す、と真顔になると]
正直言いますと、肯定であります。
邪魔だ、という言葉は否定できません。
自分でも戸惑うほどに、嫉妬心が心に渦巻いているであります。
いやはや。恋の矢の力は恐ろしい。
[ひと息置くと、懐の小銃に手を伸ばして]
自分は軍人であります。力も人並み以上にあるつもりであります。
“邪魔者”の排除は、その気になればできるでしょう。
[ふと顔を曇らせて]
けれども。