>>@28アイリ
――…!?
[抱き寄せられてアイリの顔が徐々に近づいてくると、傍目にも分かるくらい大きく体を硬直させる]
(あわあわあわあわ…)
[未知の恐怖に捕われ反射的に体を激しく動かそうとする…が…]
!?
[目の前にいるのが自分の最愛の人であることに気がつくと、ふっと力が抜け硬直が解ける]
(アイリさんまつげ長いな…羨ましい…それにとっても綺麗…)
[…取り留めもない事を考えている内にアイリの唇が自分の唇と重なる]
(…あっ)
[唇が重なると、…の体に稲妻のような衝撃が走り、自分の正面に立つアイリの体にすがり、もたれかかるように体重を預ける、その体の向こうには豪華な天蓋付きのふかふかのベッドが…]