あの弾が… 左肩ではなく、狙い通り心臓に当たっていたら、 先生を死なせなくてすんだのに…。 先生のではなく…私の心臓が、止まっていたらよかった…っ[ごめん、と謝る声が耳近く響くのに、胸が痛んで。涙を堪えられず、肩口に頭を預けるようにして。ずっと胸に秘めていた、心から悔やみ贖いたかった気持ちを、小さく叫んだ]