………え? あ、ありがと、う…。 そうか…耳に付けた方がいいのかな。 [耳元近く伸ばされた手と、似合うという言葉に、無意識の様子で微か頬を染め。耳に飾るべきかと、掌に残る、薄赤の輝きを見遣る] …ふふ。 ううん、瞳の色と揃いで、似合っている。 だけど、皆はびっくりするかも。 [似合わないだろ、という問いかけに、くすっと小さく笑って]