[軍人は意を決して、ローレルに近付くと]
オットー殿がいなくて、寂しいのでありますか。
[誰かを探している様子>>0のローレルの肩に、そっと手を置く。
あの肉食系男子(色んな意味で)のレトのことだ。
『二人で抜けちゃわない?』なんて言って、
オットーをこの会場からうまいこと連れ出したのだろう。
聡いローレルがそれに気付かぬわけはないように思われた]
自分では。ローレル殿の、その寂しさを。
癒して差し上げることはできませんか。
[なんて、少し拗ねたように言ってみせる。
少しだけオットーに嫉妬していた。
自分がいなくなったら、ローレルは寂しがってくれるのだろうか。なんて]