[次の瞬間、頭を撫でていた手を払われて>>+571
でも、あげるよと、いいましたよね?
そう告げ 挑発するような強い視線を向けられる
侮るな…と言わんばかりの顔をして
両手で顔を捕え…触れるだけの口付けを与えられる]
……あっ…!
[小さく悲鳴を飲みこんで
刺さるようなソマリの視線から目を逸らそうとして…
ソマリの両手の中から動く事ができなかった
吐息が熱く唇にかかり…
先に進んでも良いと?
そう耳に届く言葉は…熱く…どこまでも熱を帯びて
否…熱を呼び起こされたのは…自分の身体だったのかもしれない]