ソマリ>>+527
[本当に? 驚きを含んだ声音が問い返す
捕らわれたく無いと…ずっとそれを拒絶してきたから…
きっとこの人は僕は自由でいたいと…そう思っているのだろう]
うん だって…
僕 あなた以外の誰の腕の中にも居たくない
捕まえて 離さないで 側にいて
…僕に触れても良いから…
僕の我儘 聞いてくれる…?
[そうして自分の視界にソマリしか映らないように
包み込まれて…吐息を絡め取られる
触れた箇所から喜びが湧きあがり 頭の芯が痺れる
ソマリの事しか考えられ無くなって
心が躍るような喜びに包まれる
時折自分の吐息が…ひどく甘く漏れるのすら止めようが無く
このまま時が止まれば良いと思うままに…唇を重ねた]