[手にしたハンカチを小さくたたんで制服の胸ポケットにしまう。その上からそっと手を当て目を閉じる。ゆっくりと大きく深呼吸してから、パっと目を開ける]…よし、行こう![両手をパン、と胸の前で一つ打ち鳴らすと、わたしは部屋を後にした。目指すは管理室。…───もうすぐ、運命が決まる。**]