[>>+275 「その魂は我がモノだ
……ヒトの心と隷従の狭間で、その身を焦がすと良いよ」
そう告げられて…薄い笑みを向けられる。
そんな視線を受けて…思わずゾクリと身を震わせる。
オレの…心がどこにあるか…知っている故に放たれる言葉。
頭の芯を溶かすように、痺れる程の快感を覚える。
鼓動が跳ねる。主の眼差しに射すくめられるように…]
イエス、マスター…
[吐息と共に押し出される声音。
その足元に蹲り、投げられる一瞥を受けるだけで…
この身が歓喜に包まれるなど…
ただ…側にいるだけで…オレの全存在が肯定される
そんな強烈な輝きを受けて…
どうして離れる事などできようか…]