[>>+301表情の暗いヴェルナーの後頭部を、緩やかに笑いながらひと撫でする。
抱え込んでしまう性格なのは知っていた。
ここに着いて職員と出会った時から、嘘をつかなくてはならない場面が多かったのが原因かとは予測できる。
しかし、それ以上の何かがあるのではと感じたのが、杞憂であればよいが――]
[その後しばらくモニターを眺めていたが、何かを見つけたらしい。
手に入れた便利アイテムによって、図書館の扉は自在に開けられることが分かった今こそ、動くべきだろう]
さて、と。ここのモニターを眺めていて気になった部屋があってね。
そこに行ってみようと思う。
この管理室から私の様子は見えるだろうし、迷子になっても安心だな。
[茶目っ気を含めた言い回しで話し、管理室の外へと**]