シグルドの発言力を削るなら、マーティンの疑いを止めにはいかず、そのまま疑わせるに任せたかな。そして、読まれていない部分、齟齬としてあった部分をどんどん表に出す。「これだけ読まれていないんだけど、彼のことは本当に信用していいのだろうか」「読まれていないから人外だと軽率に判断するつもりはないけれども、人だとしてもちょっと……」という感じだね。「そうとらえさせる材料を提示」していって、イメージを植え付けていけばいいわけだ。