─回想─ありがとうございます。[(>>+287)こちらを覗き込む優しい表情に小さく頷いては見せるものの、やはり視線を合わせることはできず再度俯いて]目的がなんであれ、できるだけ嘘は使いたくないものですね……。[事情を知らない上官には恐らく、制御装置を得るための嘘のことだと解釈されることだろう。このひとに相談できていたならどれだけ良かっただろう、と。いま己を苦しめる嘘と、その目的のことを思う。]─回想・終─