……ん……そう、なんだろうな。[>>+280 いい方に、という言葉は否定しなかった。 切欠となったひとは、とても真っ直ぐな眼差しをしていて──それが、抱えていた澱みに道を拓いてくれた。 火に好かれている、という評の意は今一つ捉えきれず、緩く瞬くのみで] ……ま、今となっては、笑い話だ。[悟った、と言えばそう言えるのだろう。 不可避の天災、と割り切って受け入れたわけだし。 心配されているとは、ちょっと思わなかったが]