[リーザの声が、震える。>>4:+120それはもう、泣きそうな声だ。それを誤魔化すかのように背を向けて視線を上げた。リーザをここまで苦しめた運命とは、いかに残酷なことか。彼女が知らない彼女と、それが犯した罪を、ずっと一人で抱え込んだままの彼女を見ると、いたたまれない気持ちでいっぱいになる。] ごめんね、 でも、本音しか、話せないから[一度離れたリーザの元へ向かい、慰めようと、その震える身体に温もりをと、手をそっと伸ばすだろう**]
