[見慣れた廊下。見慣れた扉。 扉の先には…………二人並んだ金色の髪。 一人は先ほど最期看取ったばかりの。 一人は先ほど死を知ったばかりの。 そんな、弟妹のように大切にしていた同室者が、昔と変わらず、懐かしい部屋にいる。 外見に若干の成長の気配はあるものの、見える表情は子供の様な無邪気な笑顔。]