【墓】 パン屋 オットー

[扉の先には随分と不思議な顔をしている娘がいた。
ほら、僕まだ幽霊状態に慣れてないからさ。
忘れてたなんて言えない。

奇声？　勿論聞こえてないさ>>+235。
年頃の娘がそんな声を上げるはずないし、もし仮に上げていたとしても、そんなことを指摘する方が野暮だって、前も言ったでしょう？>>0:1280
だから何もなかったかのように、壁に埋まっているリーザを見るだけだよ。

当然、ぐるぐる考えてることもわからないけどさ。
それでも心配されていることは、伝えてくれたからね>>+237。]


　　…………心配してくれて、ありがとう。


[悲しそうに眉を寄せて（当社比）、彼女を見ただろうけれど。
まあまさか、食べているところを見られていたとは思わないからね>>4:+27>>4:+28>>4:+29>>4:+30。
知ったら、怖い思いをさせたかなって、更に深くなった（当社比）だろうけれど。]