>>+248
[少し冷めてしまったかのようなエーヴァルトの態度に首をかしげる。そのままベッドからでて身支度を整えてしまうまでをぼんやりと眺めると、縛り付けないというエーヴァルトの言葉。]
そう...ですか...
[情欲だけしかない、はずなのにその言葉に喜びそれを求めにいく訳でもなく、切なさを覚える。
とりあえず自分もシャワーを浴びに行く]
私は、なんてわがままなのでしょう。
[熱い湯にうたれ、違う熱を落とす。忘れられない、忘れる気のない昨晩の熱。心地よく、いとおしく...これは、抱かれたから...だろうか?]
この気持ち...あの人にも味わってもらいたい...
[お好きにしなさい...その言葉への回答は、好きにしますよ...。
シャワーから上がり髪を軽く乾かしただけでいつも束ねていた長髪もそのままながし、バスローブだけを羽織り寝室へ。
酒をたしなみながら下界を眺めるエーヴァルトの背後から抱きしめその耳元で囁く]
何を...見ているのですか?私を見てください...。
ねぇ...私に貴方を...抱かせてください...。