[――今、シルキーが知らない事実。>>+218それを知ってから別れるか、知らずに別れるか。どっちを望むかともし問われたならばどちらも嫌だと答えるだろう。何も知らない、力を持たないシルキーだけれど。彼との別れを望んでいないことだけは確かだから。……だからこそ、今。もう少しだけ、踏み出してみようと。密かに決意を胸に秘めていた。**]
