人狼物語−薔薇の下国

168 グラムワーグ・サーガ


【墓】 瞬槍 リエヴル

[>>+237 手に擦り寄る感触は、ふと、遠い記憶を呼び起こす。
 『印』刻まれる以前、妹と邪気なくじゃれていた頃の事。
 呼び起こされたそれが導くのは、柔らかい笑み]

 ん……友達……とは、ちょっと違うかな。

[さすがに、そう称するのは躊躇われた。
 それでも、別格存在であった事は間違いない。
 『印』の力──己が未来ときの全てを叩き込んででも、と思えた相手は、後にも先にも一人だけだ]

 ま、俺にとっては、特別な存在だった……というのは、間違っちゃいないが。

[特別の意味をどう受け取られるかはわからないが。
 偽りない答えを返して、ぽふぽふ、と頭を撫でた。**]

(+239) 2014/04/07(Mon) 10:25:02

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