[>>+198 語られる過去は黙って聞いて。 一通り、話を聞いてから、は、と一つ息を吐く] 自分でどうにもならないもの……か。 ……厄介なモンに捕まっちまってんだな。[それが容易く超えられないものではないのは、わかる。 自分の呪印も、ある意味では似たようなものだから。 それがもたらす最悪を想定して、逃げ回っていたのは幼い頃の自分だ。 だから、それが容易く抜けられないのはわかる。 同時に、抜け出す方法もわかってはいるわけだが]