[そうしてじっと彼を見守っていたが、ディークが気持ちを切り替えた風なのを見て、自身も物思いを振り切るように]あーあ。そんなに涙で顔ぐしゃぐしゃにして。声も酷いじゃないか。[ディークを揶揄る立場に立ったことなど、およそ初めてじゃないだろうか]