[ディークが机の上の手紙に気づいて、それを手にする。じっと見守る前で、棚にふらつく身体を預けた彼の瞳から涙が零れた――]ディーク……。[もう一度友の名を呼ぶ。届かないとわかっていても、そうせずにはいられなかった]