[ライナーの問い>>+211には、昔を思い出して僅かに目を細める。] そうと直接言わなくても、 あいつの話を聞いてりゃ、そう思ってるのがわかる。 散々、家族の話も弟の話も聞かされたからな。[そうと告げ、柔らかく微笑む。その当人が、こうして目の前にいるのだ。懐かしさがこみ上げると同時に、彼は死した後も己の中にずっと息づいていたのだと今にして思う。]