― 前進拠点・執務室(死亡直後)―
ディーク……。
[自身の遺体の前で敬礼した後、執務室で名を呼ぶディークに、
最早届かない声で返事をする>>4:291]
ディーク、すまない。
ヴィーはこの手に掛けたが、俺まで殺られてしまって。
これじゃ……さ。まるで、心中みたいじゃないか。
この世で結ばれることは許されないからって……。
そんなつもりじゃなかった……。
帰ったらお前とゆっくり話そうって、約束したのにな……。
[頼みの綱は万が一の為に用意した手紙。
彼には、自身の目指すものを知っていてほしかった]