……素敵な曲、でした。銀嵐に呑まれた命が、望まれて、銀嵐が去った後、晴れ渡って虹がかかる空の下に生まれ変わったところを想像して。私も、そうなれたらいいのにと、思いました。どうせ誰も迎えに来てくれないと分かってるのに。[ふいに、男の顔を見ていられない気分になって、背を向ける]分かってるから。私は一人でも大丈夫なんです。好きな人の笑顔が心に刻まれてるから、きっとなんとかなる。