瀕死…ということは、まだ息があるんだな。それなら、速やかに止めを…[止めを刺せ…そう、言い掛けて動きが止まった。示された方向に見える公国兵。通常より小柄な体格。 死んだ馬の背にもたれかかるようにして座り込み>>5:338、肩まで伸びた金の髪が微かに揺れた。]