[>>+205 しがみつかれたその身体にそっと手を回し。
緑の髪を弄ぶ。するりと髪を結ぶ紐を抜きとると、うなじから手を差し込んで髪を梳くようにその頭を撫でる]
…………
[しばらく言葉を掛けずに、もう片方の手でアデルを包み込むように抱きしめ、背中から腰にかけてゆっくりと撫でる]
嫌わない。
閉じ込めても…鎖につないでも…
オレが他の人を見るのが嫌なら…目を潰してもいい。
繋いでおきたいなら…離れない。
アデル…好きにしていいよ。
…きっと…オレはアデルに渡されるから…
[そう呟く。…それは狂気を孕んだ熱を帯び…
どこまで本気か測りかねるほどに…響くかもしれない]