[ペーターの言い分>>+206を聞きながらも、表情には納得しがたいとの不満が思い切り出ている。
確かにここから交渉を取り繕うことは、一見難しいように見えた、が。]
ふむ。少なくともそのお二人に関して反省しているなら、一応手を打ちましょう。
他に大切な人がいるからって理由で自分が死んでも大丈夫、なんて言い分には納得しませんけどね。
だって確かに程度の差こそあれ、ペーターさんを大事に思っている人は多いですよ、オットーさんやリーザだけでなく。
[クララを手にかけたときの喪失感を思い出して、視線を鋭く向ける。
何のためにわざわざ”見知らぬ他人”を比較対照として出したのだと言外に込める。]
だから、ペーターさんはこれから反省だけでなく、自分がやったことをきっちり償ってください。
この件に関しては、おれからは以上です。
[しかしあんまり延々言い合っても意味がないと判断して、一旦追及の手を緩めた。]