[懐かしい人々とテーブルを囲み、甘い紅茶を飲みながら語り合う。
そんな当たり前の時間が戻ってきたのは、
この人たちが命を落としてからのこと。
切ないような気持ちになりながら皆の顔を見ていると、そっと頬を擦るようなリエヴルの仕草が視界に入った>>+165
――全て忘れているのでは、ないのかも知れない]
……やっぱり、紅茶に焼き鳥は合いませんね。
[けれど、どうするのが一番いいのか、わからなかったから、
何も気付かないそぶりで、立ち上がった]
カーク先輩、ひとりで大丈夫かな。
手伝ってきましょうか……
[腰を浮かせて振り返ったときには、プレートを手にしたカークの姿がすぐ近くにあった>>+176]