俺はとりあえずこの血の匂いを辿ってみようと思う。 [他に同じ行動を取った人はいただろうか。 血の香の元を辿れば、だんだんと歌声は大きくなり。そしてそこには一人の金髪の女性が倒れていた。 彼女は右手の銃で頭部を撃ち抜いており、恐らく自殺したのであろう。 そして、その横向きの顔は、まさにリストにあったヴォルヴァ博士本人であった。] ヴォルヴァ博士……? [すぐに駆け寄る。さらにその横には、コンソールパネルが光を帯びて浮かび上がっている。]