[こういう時に笑う、と言うのは難しい。
まるで口許に粘り気のあるような。
口がその形を取りたくないような硬さがあった。
それでも、立ち上がって。笑う。]
……何時の間にかに立派になりやがって。
[と、照れ隠しにグシグシとマリ坊の帽子を撫でた。
そして、気づかないうちにシロウの頭が1(6x1)にされていた。**
1.モヒカンっぽくされていた。
2.アフロっぽくされていた。
3.逆立られていた。
4.変装時のように縛られていた。
5.<<司書 フェリクス>>っぽくされていた。
6.短くいくつも編み込まれていた。]