これが、レーギャルン・ボックス…… [第三エリアの奥深く、 貨物の間の薄暗がりに、隠れるようにそれはいた。 材質も、作りも入り口もわからない、ただ巨大なコンテナ。虹色を帯びた、黒い鏡面のようなツルツルした質感だ。 シルがおそるおそる手を当てると、空間のホログラムスクリーンがシルを認識し、それはシルを取り込んだ。 迷うより先に飛び込むディーク>>+191を見れば、…もその後に続いて中に入る。]