[ふと。リアがこちらに向かうのを見れば、視線を向けるが。その仕草に気付けば>>+190、つい零れそうになる笑みを押し殺す。] ………………わかっているよ。 何度も言っているだろう。 俺は、お前に救われたと思っているというのに。[首を傾げた際、さらりと流れる髪にそっと指を絡める。指先で梳くようにしながら、愛おしげな視線を向けた。] 頼りにしているんだ。リア。[また何か付け足したら照れて逃げられるだろうかと思えば、ただ、その一言だけを告げて。じっと空色の瞳を見詰めた。]