―― レーギャルン・ボックス ――
[第三エリアの奥へと進んでゆく。
その場に何人のひとがいたかは分からないが、いつしか合流していたドロシーに、ヴェルナーが状況を伝えている。>>+170
思わずそちらを見れば、なんだかすごく不自然に、向こうを向かれてしまった。>>+159]
ドロシー……
[こちらもたぶん、複雑な表情だ。
少なくとも恨みつらみではない。
けれど、あの後起きたすべてを見ただけに、様々な感情が綯交ぜになった顔に、なってしまうのだ。
だから、少なくともいまは、
きっと――探し物が、先。]