[ベテランの先輩たちの中で、活躍できる機会なんてないと思った。わたしなんて、居ても居なくても変わらないだろう。けれど、わたしはここにいる…とても小さい存在かもしれないけれど、役に立つ事があれば…入隊してからずっと、憧れていた先輩が遠くへ行ってしまわないように]…シロウ先輩。[座り込む先輩の傍らに立って腰を下ろす。マリエッタはシロウの狂気を癒そうと試みた]