[中に入った瞬間、顔をしかめた。
血なまぐさい。と言うよりも、臭い。
古いというよりも腐敗させた血の匂い。
(>>+185)
辺りを見渡したが薄暗く、
ギムレー星系のホログラムが光るのみか。
くん、と鼻を効かせて【その臭いを辿る】と
そのホログラムの側に人が倒れている]
………ねえ。………ね、え。
[硬質な声で呼びかけながら近寄った。
しかし勿論、反応はない。
右手に銃を構え、頭部から血を流す
金の髪の女性]
……死んでる。
ルージュ・ボルヴァ……自殺した?
[ぽつり、と呟きながら。
胸元に何かあるのを見つけた。
どうやらそこから歌が流れているようで、
改めてそれに耳を傾ける]*