― 翌朝 ―[翌朝、裏口に向う足音を聞いて目を覚ます。] ヤコブ、今誰か近くを通った。見てくる。[そう声をかけて裏口に向かうと、そこに佇むヴァルター>>88を見つけた。] …。[姿が見えないことも忘れて、一瞬声をかけるかどうか悩んでいると、そこにシモンがやってきた>>+92。そのまま二人の会話を、聞くともなしに耳にしている。]