[隊列に近づいた時には、いつの間にか武具を身につけていた。 厚い胸甲持つ防具に身を包み、滑らかな曲線描く盾を持つ。 馬の鞍には長い槍。腰には二振りの刀。 いかにも隊員ですよ、という顔で列の端に加われば、 何人かがぎょっとした顔で視線を送ってきた。 ああ。あいつ、いつも霊がどうのとか言っていたなぁ、 なんて思い出して、小さく笑う。 そのうちにソマリの銃剣が空を指し>>110 みなの視線がそちらへ集中した]