……駄目だ。 『え、ちょっと十夜!?あんた何処に行くつもりなのよ!?』[契約者の制止の声も聞かずに中央通りへと走る。そして気付く。その吹き荒れた風が何を意味するのか。そして、自分の魔女が何をしようとしているのかも。] 『待って!今飛び出してもあの子は助からないわよ!』[自分の腕を掴もうとする契約者の腕を振り払い]