―完成
[それはラプスカムイに逃げられて変身を解き、商店街の中央通りを使って学校に戻る最中のことだった。
教員と魔女。二つを両立させることは難しく仕事の合間にディアボロス退治なんて何時ものことだった。
こんな時だけ、自分が音楽教員で暇な時間が多いことを喜んだ。]
『さて、ラプスカムイの姿と能力。これもわかりましたし対策を立てましょう。
物理攻撃は効くみたいだし、チームを作って攻撃を仕掛ける?』
仕掛けたいんですが、あいつ……俺に「もう会うこともない」って言ったんですよ?
もう、ここに来ないということなんでしょうか。
『さぁね、どうなのかしら。でもどちらにせよあれを倒さなくちゃいけないのよ?』
[そんなのわかっていると、文句を言いながら
中央通りを歩いている時に大型のトラックが近くを通っているのが見え]