あの男は…さあ、僕も何か分かりませんが、もう大丈夫です!幽霊だろーが幽霊以外だろーが、全然怖くありません![先ほど”いちゃいちゃ”に突っ込み損ねるくらい大慌てしたことなど銀嵐の風に乗せてぽい。それからごく真面目な表情を浮かべて拳を握り締める。] さて、ペーターさん。ご用件は分かってますよね?[おれは怒っているから、しょーじきに話してくださいねーと視線に込めて、自分より年上の青年との距離をじりじりと縮める。]