[アイルリートの周囲に、突然黒い霧が吹き荒れた。黒い霧は抵抗もできずに瞬く間にアイルリートの姿をかき消す] こ、この霧は……っ[外傷はない、強い魔力を感じるが、直接的な害は現れない。然しアイルリートの瞳の裏に、混沌の王の暗く光る瞳が焼きついた様に映り続けていて。時間にしてはほんの数秒だろう間、意識が暗転する*]