ヤコブ、大丈夫か?
[ヤコブ>>+135がまだ床に座っているようなら、手を貸しつつも。
銀嵐の中飼い主に捨てられて、雪に埋まりそうになりながら彷徨う子犬のような視線を向けた。]
お前はああゆう言葉を冗談で言うほど、おれが軽薄な奴だと思っているのか。
[ヤコブが落ち着くまで待とうとしたら、今度は怒りよりも悲しみが頭をもたげてきた。
つまるところ、ヤコブに向けた不満はこれが原因だ。一番信じて欲しい人に、自分の人間性を否定されたと感じている。
滅多に怒らないから、その感情が継続しない青年は、今や見えない尻尾をだらりと下げていた。]