[笑む気配と柔らかなアレクシスの声音>>+156に
ほっとしたような、淡い笑みが浮かぶ。]
……ん。
物を贈られる機会が無かったから
特に、――…嬉しかったんだよね。
[実用品でなければ受け取らないようにしていたのもあるが
それは稀なこととして記憶に残る。
やっと、と言われれば驚いたように目を瞠り
アレクシスへと空色を向ける。]
やっぱり気付いていたんだ。
潔癖症だってばれるのがイヤで会わないようにしてた、けど
先生に、ちゃんと相談してればよかった、と今では思ってる。
…………さびしい?
先生は、いつも忙しそうでさびしがる間もなかったでしょう?
[見立ては違っただろうか。
自信そうなさそうに、僅か首を傾げる。]