フェルセン!あのさ……今日何の日か知ってる?俺、お前の誕生日だって聞いたからさ、俺の時のお返しをしようと思って。――――おめでとう。……こういうの嫌だったら、ごめんな?[そうして、形の崩れたシフォンケーキと、握りやすそうなペンが入った細長い箱を差し出した**]