[アレクシスの背に隠れてはみるものの笑み声が聞こえてくればやはり顔をあげる事は出来ず。] ――…先生。 あのハンドクリーム、よく効いたよ。 使い切る間は無かったけれど、……ありがとう。[逃げてばかりいたその背にぽつと感謝の言葉を向ける。]