そういう事だ。
何も、常に二人きりの世界に居たいというわけでもあるまい。
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転生はいつ訪れるやも知れぬ、
強く望まなければ、永遠に魂でいる事も叶おうか。
だが、どうなのだろう。
男同士の場合永続なる二人きりの世界を求めるのだろうか。
友人として転生を待つのも彼には望めぬ、と構えるものなのか
男には、その辺りへ理解が及べない。]
……まあ、死後の世界は知っていても、
天上がどんな場所かは俺も知らぬのだがな。
行き場の無い魂は、昇る前に闇へ喰われるとも言う。
[全てが伝聞。全てが確信めいたものなどでは無かった。]