[「カーク先輩」>>+3:36という、ステファンの懐かしい呼び方が耳に心地よい。
軍服を着ているというのに、すっかり心が学生時代に戻っていく。]
ステファンは厨房に行くのか。じゃあ、俺も――――
[言いかけて、自分の右脚のことを思い出す。]
……しまった、このままじゃ歩けない。
[さて、どうするかと思案していると、目の前に松葉杖が1組現れた。]
便利だな、ここは。
[驚きつつも、器用に杖を操ってステファンの後を追った。
彼が東寮へ向かった際に、一旦分かれて「ねこうさぎスイーツカフェ」の厨房>>+3:57>>+97へ。**]