[よもや隣にいる彼>>+140が肩身の狭さを感じるとは思わない。目の前で無鉄砲さを見せればさすがに小言をいうこともあるかもしれないが傍にいる今はこの手で引き留めることも出来るだろうから――。撫でる感触にあたたかなくすぐったさを覚える。] ……だいじょうぶ。 オズはやっぱり、……やさしい。[悲しげな色を流し見て、淡い声が零れた。]