[出来の悪い黒猫は、諭されるのを神妙に聞いた後、するりと白絽候の背後に回る。人の形になってつつみ込むように抱きすくめて>>+130] 私の不意な行動で、 白絽候様がお気を悪くするのを何よりも 恐れております。 [吐息混じりに囁き、優しく耳たぶを食み、首筋に唇を落とす。目の前の媾合いをチラリと見て] 同じように媾合するには至りませんが 白絽候様が昂ぶり、それを鎮めるのがお望みであれば悦んで。[再度首筋に優しく口付ける。] それが望みでなければ、私には、何がお望みか 分からないです。